女性の神秘 ~性~




わたしは小さな頃から、自分の性に対する興味の深さを自覚していました






特に30代の頃は性欲があり、自分をもて余すような感覚がありましたが、そういう話が出来る友人もいませんでした






時々、そういった話になっても、セックスレスの方が本当に多く、もう興味すらないという方もいます







今となって思えば、女性には、妊娠出産という身体の神秘のメカニズムがあるため、性欲があるのは当たり前ですね







彼と愛しあっている時も、この身体がなかったら一つになれるのに、どうしたらココを越えられるのだろう、そう感じたことがありました




肉体という境界線を越えて、2つが1つに溶け合いたいという感覚です






性の行為には、肉体の快楽や、エネルギーの交わり、心が深く繋がる安心感などがある一方で、辛い過去の記憶や、隠されてきたものとして、あまり広く語られてきませんでした











当時、私たち夫婦は、いつも週末の夜に愛し合っていましたが、わたしの中で、満たされない思いがありました







彼がする側
わたしはされる側




だったからです





彼は、自分は敏感なので、わたしが身体に触れる事を求めず、わたしが気持ちよくなる事を求めてくれました









彼のその優しさに応えたいのですが、わたしは常に、未達成感がありました






事を終え、寝息をたててる彼の隣で、自慰をする日もありました








そんな自分に、とてつもない罪悪感を感じ、涙を流す日も多くなっていきました






本当はこうしたい
本当はこうしてほしい







そうした事が、素直に言えれば良かったのですが






彼も仕事で疲れている
彼ももう若くはないし
こんな事言ってひかれるかもしれない
彼なりに良くしてくれていて自分は贅沢かもしれないと自分に言い聞かせていたのです

















おおいなるもの

日々感じたことや、愛しい日常を綴っています

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